ドイツ生活備忘録Vlog

2017-2018:バイエルン州の町に1年間交換留学。2019年にゲーテ試験 C2取得。2021-2023:コンスタンツ大学に修士号。

【地獄 ?1日に200件の応募】ドイツの家探し

ドイツで家を探すのは大変!というような記事をよく見た。

学生時代に留学していた時は大学の斡旋で寮もなんなくもらえたので「そんなのベルリンくらいだけだろ~~」なんて顔していたらやられてしまいました。

とても田舎な学生街を除けば、大学のある街はどこも住居不足。

部屋を得るのは本当にみんな必死で取り合いです。早い者勝ちです。

 

実際に使ったサイト等

〇大学のサイト

大学のサイトでは寮や、寮以外でも大学と提携しているような会社が提供している学生寮など、たくさんの情報が得られるのでまずはここからしらみつぶしにみましょう。

〇不動産

安全面でいえば、上記の大学の紹介物件と不動産紹介物件が圧倒的に良いと思います。

「〇〇(街の名前), makler, wohnung mieten」などと検索するとよいです。

〇家探しサイト(基本的に仲介なしの個人間での契約。不動産物件もあり)

代表的なものでいえば、

wg gesucht:WG Zimmer Wohnungen Wohnungssuche WG Suche WG Wohnung vermieten WG Nachmieter Zwischenmiete : WG-Gesucht.de

immowelt :▷ Immobilien - Häuser - Wohnungen - finden bei immowelt.de

immonet: Immobilien, Wohnungen und Häuser bei Immonet.de

immo24 :Immobilien, Wohnungen, Häuser und Gewerbe – ImmoScout24 (immobilienscout24.de)

 

私は3週間ほぼ毎日家探しをしてようやく契約をすることができました。

泣いた日々もあり…住む場所が決まらないって本当にメンタルにきますね。

 

大学からの合格通知を遅く受け取ったというのと、日本にその時いたので

「まあ日本にいたら内見もできないしドイツいってから探すか」という思いで

7月末までなにもせず、渡独した8月の頭から探し始めました。

探していて思ったのは、

「ん?結構家具なしの家が多いな…」

家具付きの家もありますが、家具なしのほうが圧倒的に多いです。

私は2年だけ住む予定だったので、家具付きで探していましたが、結局家具付き、というとだいたい寮なので寮でもいいか、なんて思っていたのですが、どの大学に問い合わせても(まだどの大学にいくか絞れてなかったので)基本的に「もう空いてる部屋はありません」です。

場所にもよりますが寮のほとんどがWG(シェアハウス)だったり、はたまためちゃくちゃ古い部屋しかない、なんてこともあります。

格通知もらってまっさきにもうみんな応募し始めているんだと思います。

(多くの大学ではそもそもアプライの時点で寮にも応募しますか、という選択肢があるらしい。私は見ていなかった…。)

 

まあそんな私みたいな人のための記事だとおもって!

 

まず、どういう家にすみたいのか方向性を決める。

例:シェアハウス、一人部屋、庭付き、家具付き、などなど…。

+家賃の相場を決める。ことが大事です。

(Warmmiete(電気水道代こみの家賃)で600ユーロ、など)

 

もうそうしたらとにかく検索エンジンにかけまくるしかありません。

コンタクトをして返事が遅くてもそれはもうドイツノーマルなので気にしないでください。電話をした方が早い場合もあるので2日くらいしても返事が来ない場合には電話したほうがよいかも。

 

小話

サイトからある家に応募したところ、こんなメッセージがきました。

f:id:miimichang:20210905230651p:plain

 

応募した物件のオーナーからメッセを送って1日後に「ごめん、通知の設定をしていなかったよ」と返事がきたのですが、物件自体がもう「売れきれ」となっていたのでもう予約されてしまったのか聞いたところ、

 

「すでに100件のメッセージに加えて100件の電話があってもうこれ以上無理だから物件の広告は売れきれってことにしたんだ」

 

ほ、ほ、、、200件、、1日で、、、?

 

これでどれだけ家競争がすごいのかってわかりますよね…。

 

わたしは結局運よく不動産紹介の物件にもぐりこむことができ、

また不動産の方もとてもやさしく対応してくれまして、家をゲットすることができました。

そこのオーナーさんとも話をしたのですが、

「最初は私も仲介なしに自分で家を紹介しようと思っていたけど、メッセージの量が異常でこれじゃあもうどうにもできない、ってなって不動産に頼んだのよね」

と言ってました。